もう、既にあなたは感づいていると思います。
わざわざここへ呼び、2人きりにした時点で、私が何を言うかなんて。
ええ、予想の通りです。

あなたが好きです。
愛しています。

何も言わないでください。
答えは分かってますから。

言わないでください。

あなたは、私がこれを言う前に、気づいてしまったんでしょう?

知っています。
だから私を避けていたのでしょう?

当然のことですよね。
私なんかに好かれても、迷惑なだけですし。
なにより、気持ち悪いって思いますよね?

わかってますから。

私なんかがあなたに釣り合う訳ありませんもの。

あなたは穢れた私にとって眩しすぎる程の存在でした。

あなたのその内面の美しさを何度羨んだ事か。
あなたのようになりたいと何度願ったことか。
あなたの特別でありたいと何度思ったことか。

どれも叶わぬ夢でありましたけれど。


私のあなたへの思いはあなたを苦しめる結果になってしまいました。
こんな穢れた私がこんな穢れた感情を持ってごめんなさい。
迷惑かけてごめんなさい。
謝って済む問題ではありませんけれど。


何も言わないでください。
分かっていますから。
私のことなど嫌いだって。
迷惑だって。
気持ち悪いって。

分かっていますから。




何も言わないで。

 

 

 

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